こっくりさん、事件です!

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(「こっくりさん、事件です!」のつづき)

小学3年生のころ、放課後の教室で友だちのアキちゃんとなっちゃんの3人で残って、こっくりさんをやってみることになった。

やり方は、紙にひらがな50音を書き並べ、上部中央に鳥居を描き、鳥居の左に「はい」、鳥居の右に「いいえ」と書く。鳥居に10円玉を置き、参加者全員の指を載せる。そして次のように話しかける。
「こっくりさん、こっくりさん、どうぞおいでください。もしおいでになられましたら『はい』へお進みください」
10円玉がゆっくり動き出し「はい」に来たら「鳥居の位置までお戻りください」と話しかけて、戻るのを待つ。
戻ってから次の質問をするといった具合だ。
終わり方もある。10円玉が鳥居の位置で「こっくりさん、こっくりさん、どうぞお戻りください」と話しかけ、「はい」に移動したあと、鳥居の位置に戻ったら「ありがとうございました」と礼を言って終了する。
禁止行為もある。途中で絶対に指を離してはいけないという。

私たちの場合は、アキちゃんとなっちゃんのふたりで10円玉に指を載せて始めた。
初めは、誰々の好きな人は誰ですか、といったかわいい質問だった。
でも、次々と質問していくうちに、アキちゃんの質問が過激になっていった。

「こっくりさんはキツネですか?」や「こっくりさんは本当にいますか?」と立ち入った質問だった!
私は言った。「アキちゃん、やめなよ~」
アキちゃんはおかまいなしだ。
「こっくりさんはとりつきますか?」と聞いたあと「このなかで誰にとりつきますか?」ととんでもないことを発言した!

さすがになっちゃんは怖がって「もうやめる」と言いだした。
でもアキちゃんは「まだ返事、聞いてない!」と怒ってふたりはケンカになった。
とり憑かれたくないなっちゃんは10円玉から指を離してしまった!
「きゃあ! ああっ!」
10円玉が跳ねてアキちゃんの顔に当たった!
額から血が流れた!

アキちゃんは泣きながら帰ってしまった。
なっちゃんも怖くなって逃げるように帰った。
残された私は仕方なく、紙と10円玉を片付けて、自宅に持ち帰ることにした。

翌日、アキちゃんは学校を休んだ。
私となっちゃんは心配して、下校時にアキちゃんの家に寄った。
ピンポーン、呼び鈴を鳴らしても誰も出てこない。
ピンポーン、もういちど鳴らしてみたが、やはり誰も出なかった。

翌々日、またアキちゃんが学校を休んだ。
気になる私となっちゃんはこの日もアキちゃんの家に寄った。
ピンポーン、「はあい」アキちゃんの母親が出てきた。
私は聞いた。「アキちゃんはいますか?」
「具合が悪くて――ずっと寝てるのよ」
「会えますか?」
「やめておいたほうがいいと思う……」
私となっちゃんは理解できなかった。仕方なく会わずに帰ることにした。

次の日、たいへんなことが起きた。

 

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