夏なので怖い話シリーズ[レベル5]

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かなり前のお話。

お盆を過ぎたというのに、とても暑い日だった。(北海道には残暑がない)
あまりにも暑いので、当時つき合っていた彼氏と夜のドライブに行くことになった。
「どこへ行く?」
となんとなく目的地を決めずに車へ乗りこむ。車を走らせながら、話の流れから海へ、家からいちばん近いドリームビーチへ行くことに決定した!
向かう途中、なんとなく嫌な気配を感じるが、当時の彼氏は臆病で怖い話が大嫌いだったので、私はなにも言わなかった。
――あっ、お墓だ⋯⋯。心の中で異様な気配を感じたのは、これだったのか⋯⋯。
海岸へ向かう途中にある墓地が見えた。私は見えちゃう霊を見ないように、心の中で成仏するように念仏を唱えた。
どうにか、問題の場所を通り抜け、無事に海へと到着。
しかし、お盆だったこともあり、すっかり人けもなく、明かりもなく、海の家も閉鎖されていた。
周りは暗いので、車のライトを頼りに海を眺める。しばらく、ハイビームで照らされる海を車の中から見ていたのだが彼が、
「せっかくだから、海まですぐだし、歩いていこう」
と言い出した。
ライトで照らされた海にふたりで近づいていく。打ち寄せる波に、私たちは裸足になって浸かった。
しばらく戯れて(たわむれて)いると、
ゾゾゾッ!
――なんか変だなぁ~?
異様な感じがした。ふと足元を見ると、手が見えた!
「ぎゃあ~」
「なに? 戻っておいでよ!」
叫ぶ彼のほうへ振り向くと、彼の後ろに大きな波が見えた。
――あああ~! 波が、たくさんの人の手! おいで、おいでって呼んでる⋯⋯。
思わず、車に向かって走って逃げる。彼もあとから私を追って聞いてきた。
「どうしたの?」
「あのね、波が! おいで、おいでって人の手だった」
「えっ? マジで?」
彼はふたたび海の中を見に行くが、すぐに悲鳴を上げて戻ってきた。
「こえ~、帰ろっ」
ふたりは車に乗り海をあとにした。帰り道にまた墓地を通り過ぎたのだが、あまりにも海の霊のほうが衝撃的で、墓地の霊が小さく見えた。
このドリームビーチとは、のちにひき逃げ事件で3名の女性が命を落とし全国ニュースになったビーチである。
ニュースにならない事故も含めれば、どれだけの命が失われていることだろうか。

 

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