10円玉はどこに?

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次の日にはアキちゃんが登校してきた。
しかし、目がつり上がって、まるで別人の形相だった!
私は恐る恐る近づいて話しかけた。
「アキちゃん、大丈夫?」
「⋯⋯」返答がない!
アキちゃんから離れて、私は戸惑いながらなっちゃんに小声で話しかけた。
「どうしちゃったんだろう?」

突然「ああああぁっ!」と叫びながら、アキちゃんが帰ってしまった!
授業が始まる前だった⋯⋯。
この日もなっちゃんと下校時にアキちゃんの家に寄った。
アキちゃんの母親はパニックを起こしていた。
話がかみ合わないので、あいさつだけして慌てて帰る。

私は真っ先に自分の母親に相談した。
母は「こっくりさんがとりついているんでしょ」とあっさり言う。
気が気でない私はどうしたらいいか母に尋ねた。
しかし、なかなか教えてくれなかった⋯⋯。

私はなんとか教えてもらおうと、こっくりさんで使った紙を母に見せて再び聞いてみた。
母は驚いてから「なんで持ち帰ったの!」と激怒した!
私は仕方なく「もう決してこっくりさんはやらない」という約束で母に託した。
母は自転車で川に流しに行ったらしい。

すると次の日はアキちゃんがすっかり元気になって登校してきた!
私は安心した。そして、アキちゃんに伝えた。「紙を捨てたから、もう大丈夫だよ」

それから3日後、アキちゃんはまた学校に来なくなった。
教員も出欠確認でアキちゃんの名前を呼ばない。
私となっちゃんはアキちゃんの家に行ってみたが⋯⋯もぬけの殻だった。
今でも原因はわからない⋯⋯。

そういえば、実は母は自分の弟子と自宅でこっくりさんをやっていた。
それを見ていた私が、学校で友だちに教えたのだ。
私たちが始めた頃にはもう母はやっていなかった。
当時の母はすでに自分が使った紙を処分したからか、なぜか処分方法を知っていた。
近所の霊能力者、大本さんに相談したところ、川に流す方法を聞いたらしい。今では環境保護法か何かの法律があるだろうから、そんなことはもうできないと思うけれど。

よく考えてみれば、10円玉をどうしたか覚えていない⋯⋯。
私のことだから、たぶん使ってしまったんだろう(笑)

 

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